- 2022年7月16日
- 2022年7月20日
コマツモムシ
コマツモムシはマツモムシの幼虫に似ていますが、より細いこと、そして、水面下ではなく水中で遊泳・定位することが特徴です。マツモムシは一匹でいることが多いですが、コマツモムシはたいてい群れでいます。
コマツモムシはマツモムシの幼虫に似ていますが、より細いこと、そして、水面下ではなく水中で遊泳・定位することが特徴です。マツモムシは一匹でいることが多いですが、コマツモムシはたいてい群れでいます。
サワガニが一生淡水域で生きるのに対し、モクズガニは秋から冬にかけて、産卵のために海に降ります。鋏に藻屑がついているような毛がふさふさに生えていることから、モクズガニと呼ばれますが、「モズクガニ」と間違って誤記されることもよくあります。有名な上海蟹に近 […]
体長12mmほどのゲンゴロウ類です。水路や湿地などで見られます。ウスイロシマゲンゴロウに似ていますが、やや大きく、頭部に黒い線が目立つのが特徴です。 植物の多い湿地などでは、大量に発生することがあります。
ヒメタニシは、マルタニシやオオタニシと違い、流れのある水路や小川に好んで生息します。マルタニシより明らかに小さく、殻の厚みも薄い印象です。三つのタニシ類の中では、もっとも普通に見られる種です。 ヒメタニシの3Dモデル(益城町、2020年5月)
金属光沢のある美しいトンボです。開けた山地渓流でよく見られます。よく似た種にハグロトンボやアオハダトンボなどがいますが、いずれも益城町に分布すると思われます。
植生の多い水路や浅い湿地や、河川の流れの緩い岸際などで見られます。2-3cmほどの小さなエビであまり目立ちませんが、極めて普通種です。とはいえ、近年は、外来で近縁種のシナヌマエビが日本全国で分布を広げており、雑種化や希少種化が懸念されています。
かつて「ドブガイB型」や「タガイ」と呼ばれていた、大型の淡水二枚貝です。近年になって、九州のものはミナミタガイと新種記載されました。ため池などに生息しますが、あまり人の目に触れることはありません。 ミナミタガイの3Dモデル(益城町のため池、2021年 […]
「カマキリ」の名が付き、姿かたちも似ていますが、カマキリよりもカメムシに近い仲間です。植生のある水路や湿地に生息します。稀に田面で見ることもあります。 ミズカマキリの3Dモデル(益城町、2021年12月) 近縁種に、やや希少種のヒメミズカマキリがいま […]
水生カメムシの仲間で、水面下を逆さまになって泳いでいます。捕まえて口吻で刺され、痛い思いをした人も多いのではないでしょうか。植生の多い湿地や水路で見られます。
ホウネンエビは豊年エビの意味で、ホウネンエビが発生した年は豊作になるとの伝承からその名が由来していますが、真偽のほどは不明です。1-2cmほどのエビ(とはいえ一般的なエビとはやや系統が異なる)で、逆さまになって泳ぎます。