マルタニシ

マルタニシ

マルタニシ
マルタニシ(益城町、2020年7月)

水の張った田面や浅い湿地に生息します。かつては貴重なタンパク質として、よく食されていたようですが、実際に塩ゆでして食べると、臭みもなく、大変美味しい巻き貝です。

数は少なく、益城町での分布は限られています。全国的にも減少しています。今や、あらゆる水田で見られるようになったスクミリンゴガイ(ジャンボタニシ)による影響もその一つとして考えられますが、詳細は不明です。ジャンボタニシも食用にでき、調理法によっては美味しいとのことです。

マルタニシとスクミリンゴガイ
左:マルタニシ、右:スクミリンゴガイ(ジャンボタニシ)(福岡県、2013年6月)