タカハヤ

タカハヤ

タカハヤ
タカハヤ(益城町の小河川、2020年9月)

河川の最上流域まで分布するのが、このタカハヤです。こんなところに魚がいるのだろうか、と思うような上流でも見かけることがあり、驚かされます。

メスはオスよりやや大きくなり、口の先がヘラ状になります。これは、産卵するために川底の砂を掘るためと言われています。

タカハヤの雌雄
タカハヤの雌雄(福岡県、2018年6月)。上:メス、下:オス。

一見地味な魚に思えますが、野外の水中下で観察すると、繁殖期は微かな金色~橙色を呈し、思いの外美しい魚です。

タカハヤの群れ(熊本県球磨川水系、2017年7月)