いわゆるガマガエルです。益城町では山奥のため池周辺に多く生息します。このニホンヒキガエルとヤマアカガエルは、他の蛙と違い、真冬に産卵します。
ニホンヒキガエルの産卵(益城町のため池、2022年2月)。真冬に大量の卵を生みます。
ニホンヒキガエルは他の蛙とは異なり、ほとんど鳴きません。繁殖期にオスが微かな声で鳴く程度です。ただし、「リリースコール」といって、オスがオスに抱きつかれたりすると、少し強めに「クークー」と鳴いて振りほどこうとします。また、オスを捕獲した際、よく鳴くことがあります。
蛙はよく脱皮しますが、ニホンヒキガエルは体サイズが大きいため、その脱皮はとても豪快です(笑)。