ゲンジボタル

ゲンジボタル

ゲンジボタル
ゲンジボタル(益城町、2021年5月)

ゲンジボタルの発光・飛翔は、益城町では5月下旬から6月上旬にかけて、山に近い水田の水路や小河川・渓流で見られます。幼虫はカワニナを餌にするため、ゲンジボタルのいる場所にはたいていカワニナも生息します。

ゲンジボタル
ゲンジボタルのオス(益城町、2021年5月)

メスはオスよりも体が大きく、オスのように活発に飛ぶことはありません。

ゲンジボタルの雌雄
ゲンジボタルの雌雄(左:メス、右:オス)(福岡県、2017年6月)

ゲンジボタルの近縁種にヘイケボタルがいますが、益城町ではあまり見られません。全国的にも減少しているようです。ヘイケボタルはゲンジボタルよりも長期間、飛翔します。8月の夏休みなどに水田の畦などで光るホタルを見かけたら、このヘイケボタルである可能性が高いです。

ヘイケボタル
ヘイケボタル(福岡県、2017年6月)